「アコギを探して」
どうもTenohilamp(@Tenohilamp)です。
2018年もよろしくお願いします。
さて、タイトルの通り、アコギを探していました。
1月のはじめに色々なお店を回りましたので、
気になったものも含めてまとめておきたいと思います。
ちいさいギターを探せ
今回探していたアコギは、2本目になるのですが、
1本目として購入したのがこちら。
GUILD D-55
サイズがドレッドノートなので、音量も大きく、響くので、
その豊かな音には一発でノックアウトされる(主に私が)
とてもすばらしい一本。
半面、図体が大きいので、家の中で座って弾いたり、
指で軽く弾こうとするには全然向いていない。
そこで、家の中でも取り回しのよいギターを探したいなと
年末から楽器屋を徘徊することになるのでした。
■条件
探す時に条件としたのは以下の通り。
- オールマホガニー
- 音の方向性がD-55と違うもの
- 曲の中で存在感を出さないこともできる
- サイズは小さければ小さいほど良い
1は単純に憧れもあるけれど、
D-55がスプルーストップだったので、
オールマホなら音も大分変ってくるだろうということから。
今回最後まで方向性を見失わないで済んだのは2と3のおかげ。
好きな音で選んでいたら、もう間違いなく同じ方向性のギターを買っていた。
4はそもそもの理由なので言わずもがな。
■有力候補たち
GUILD M-20E
最近USA製が復活したとのことで、
GUILD大好きなので、一番にチェックしました。
想像以上に出来が良かったし、弾いていて楽しい。
ただ、やはりGUILDの音なので、条件2を満たさないため対象外に。
Martin OO-15M
オールドから現行まで、数があるので良いものを探して選べば良いのでは?
ということで最初に候補にしました。
現行を試奏してみたところ、
どうにもネックが細くて、ローコードが弾きにくい。
その点はきっとオールドも変わらないだろうということと、
音はとても良いし、条件2を満たすし、
絶対に使える音にもかかわらず、何故か好きになれない(これ重要)ので除外。
Gibson L-00 Vintage
ぶっとい三角ネックだったので、最初は無理かなと思ったのですが、
数分試奏させていただくと、このネックじゃないとむしろダメでは?と馴染んできて、
ローの出方も相まってとても良かった。
ただ、これも条件2を満たさなかったので、除外。
Santa Cruz 1922 00
Martin、Gibson、GUILDの御三家に対して、
Taylor、Collings、Santa Cruzで新御三家と呼ばれているとかいないとか。
そのSanta Cruzのオールマホガニー、エボニー指板のギター。
エボニー指板だからなのか、音がはっきりしている。
どちらかというとGibson系だったので、同じく除外。
SWITCH SL-0 Irene
大阪は江坂のドルフィンギターズのオリジナルブランド、
SWITCH CUSTOM GUITARSの
12Fジョイント・オールマホガニーボディーのギター。
正直好みで言えば、ダントツでこれが良かったのですが、
GibsonのL-0がモチーフということもあり、やはり条件2を満たさず・・・
泣きながら対象外にしました(嘘)
それぐらい好きなギターでした。
■最終的に選んだのは
こちら。
Martin OOO-15SM
ネック幅が44.5mmなので、
OO-15Mで気になっていたローコードの弾きにくさもなく、
弦幅が広いからか、コードを弾いても適度に分離してくれる。
それでいて、OO-15Mの良い感じに土くさい感じは残っていて、
条件2も満たしている。
サイズはOO-15Mに比べれば少し大きいけれど、まぁ、許容範囲。
OOO-15SMに出会って、OO-15Mはネック幅もさることながら、
音がまとまりすぎるところも好きになれなかったのだなと気付かされました。
ただ、正直D-55の音が好きすぎて、
最後までSL-0を買おうかどうかと迷ったのですが、
家に持って帰って弾いてみると、こちらにして正解だったなと、
理性に従っておいて良かったと思いましたね。
家で弾くのと外で弾くのとでは、自分への響き方も全然違うように感じました。
総括
今回は事前に立てた条件の2と3があったおかげで、
衝動に走らず、本当に必要なギターを買うことが出来たと思います。
楽器やエフェクターを買う時に、
こんな音が良いと明確に定まっていることがあまりないのですが、
どういう音が必要かを自分の中でよくよく探してから楽器屋へ行こうと思いました。
お金があれば、衝動買いも楽しいんですけどね。
それでは、今回はこの辺りで。
また、次回お会いできることを願って。