「ギターに直接挿せるヘッドフォンアンプ Vox Amplug2」
どうもTenohilamp(@Tenohilamp)です。
ギターやベースを練習する際にアンプに繋いでいますか?
家では生音で、スタジオでだけアンプに繋ぐという人もいるかもしれない。
アンプに繋いだ方が良いことは分かるけれど、
場所を取るし、毎回シールドを繋ぐのが面倒という人もいるでしょう。
家にヘッドフォンアンプがあるにも関わらず、自分もそのタイプでした。
部屋が狭く、シールドの取り回しでイライラすることが多かったことと、
単純に毎回繋ぐのが面倒というのが理由。
ジャックに直接挿せるタイプのヘッドフォンアンプ
Vox Amplug2が便利だったので、記しておきたい。
Vox Amplug2とは
てのひらサイズで、ジャックに直接挿すだけでアンプを通した音が楽しめるヘッドフォンアンプ
という触れ込みで、その名の通り、Amplugの後継機種として発売されている。
Amplugからは直接音は出ないが、イヤフォンジャックがあるので、
イヤフォンやヘッドフォンを挿して音を聞く仕組み。
AUX端子が付いているので、iPodなどの音楽プレイヤーやメトロノームを繋いで、
流しながら練習することも可能となっている。
(ケーブルは別売り)
単4電池2本で駆動する。
ちなみに、別売りのCabinetを利用すると、
ヘッドフォンを利用しなくても音を聞くことができるようになる。
■種類
ギター用は歪みの量に応じて3種類、ベース用は1種類発売された。
AC30
こちらは購入して持っていて、普段使用している。
Gain/Tone/Volueの制御と、Delay/Reverb/Tremoloのエフェクトが利用可能。
AC30のみ、Tremoloが3種類設定されている。
歪み量はクリーンからクランチの幅になっているが、
個人的には、ハードロックやメタルでもやらない限りは大体問題ないと思う。
GainがMaxでも物足りない場合は、別の種類のものを利用するか、
面倒だが、歪みエフェクターを挟めば良い。
Classic
AC30よりも歪み量が多めにしたタイプ。
2段階のミッドブーストが可能。
Metal
見た目からしてMetalなタイプ。
歪み量が一番多い。
Bass
こちらも購入して持っている。
パッシブ/アクティブに対応できるように、3段階の入力レベルが設定されている。
エフェクトは利用できないが、リズムパターンが複数入っているので、
外部音源を利用しなくても、リズムパターンに合わせて練習することができる。
別にギターを繋いでも問題ないらしい。
調べてみると、2017年に入って、
新しくClean・Blues・Leadの3種類がラインナップに追加されていた。
それぞれ、ざっくり言うと、
Twin系のクリーン、ブルースに適した温かみのあるクランチ、
ハイゲインでリードプレイに適した歪み量という感じのよう。
■使ってみた印象
普通にアンプを使う場合に比べて、当然ながら低音は控えめになるが、
ボリュームを絞った時にはきちんと歪み量も変動してくれるし、
繋がずに練習していたことも考えると、簡易的な練習ツールとしては申し分ない。
試していないが、直接オーディオI/FやPCに繋いで
録音することも可能っぽい。
デメリットとしては、楽すぎるので、
間にエフェクターを挟む気にならないことかな。
エフェクターボードの最後にAmplugを繋いで、
ヘッドフォンを繋ぐというのも可能だが、
そこまでするなら普通のアンプに繋ぐのも手間的には変わらない。
主な用途としては、
ライブの出番前に軽く練習する場合にも使えると思うし、
何より小さくて軽いので、
出張先や遠征先にも楽器本体だけ持って行けば練習ができる。
興味のある方は是非試してみてほしい。
それでは、今回はこの辺りで。
また、次回お会いできることを願って。