「撃ち抜かれた音楽4 BUMP OF CHICKEN」
どうもTenohilamp(@Tenohilamp)です。
影響されたアーティストその4、BUMP OF CHICKENです。
相変わらず有名どころが続きます。
BUMP OF CHICKEN
4人組ロックバンド。
初期はギターが泥臭い音で、物語性のある歌詞としゃがれた声で、
いかにも初期というか勢いで押している感じがあったが、
「ユグドラシル」の頃からギターアンプがガラッと変わったこともあり、
キラキラとして精錬された音像に変わっていく。
近年ではエレクトロの要素も入ってきて、
時代とライブの規模に合わせた曲になってきている。
メンバーは以下の4人。
藤原基央(Vo/Gt)
増川弘明(Gt)
直井由文(Ba)
升秀夫(Dr)
藤原基央は、カリスマ的人気を誇る。
最近のバンドのボーカルの髪が長いのは全部ここから影響を受けているに違いない。
異論は認める。
■ハマったきっかけ
最初に出会ったのはTVドラマ「天体観測」
元々「天体観測」という曲から着想を得て作られたというこのドラマの挿入歌では、
3rdアルバム「jupiter」までの曲が色々と使われていた。
その中で流れていた「メロディーフラッグ」がきっかけで、「jupiter」を聴き、
そこから辿っていくことに。
2ndアルバムの「THE LIVING DEAD」の中に収録されている
「K」の歌詞に完全にやられてしまった。
当時フラッシュアニメで「K」は有名だったそうだが、別ルートで「K」にやられた格好になる。
「ラフメイカー」なんかも沢山聴いた。
歌詞が特徴的で、物語性が強いため、聴きながら映像を想像するのが楽しいので、
そちらが先行しがちだけれど、各パートのフレーズもちょくちょく面白い。
■影響を受けた部分
アジカンと同じく、コピーバンドを通して、ライブで歌うことの楽しさを得た。
初心者には、アジカンよりも弾きながら歌うのが難しかった分、自信になった。
コピーバンドをしていた時に、多大に影響を受けたのが、ローコードの使い方。
D(onB)や、D(onF#)なんかのOnコードや、
1・2弦3フレットを使ったGやCadd9に代表されるように、
響きが綺麗のコードの使い方が沢山出てくるので、
コードを覚えれば弾き語りがとても楽しくなる。
もう一つは、ギターのセンターポジション。
それまではリアで、ボリュームもトーンも全開という使い方をしていたけれど、
バンプのコピーをしてから、しばらくコード弾きはセンターで弾くようになってしまった。
センターは、少し味付けでキラリとさせたい時も重宝する。
■好きな曲
「メロディーフラッグ」
冒頭のアルペジオも美しくて好きだし、徐々に盛り上がっていくアレンジも良い。
間奏明けからの、サビでコーラスが被ってくるところは全部テンションが上がる。
「Title of mine」
一番辛かった時期はこの曲に助けられた。
綺麗な音のフレーズから始まるのに、
かなり歪んだギターが入るのもメリハリが効いていて好きなところ。
「才悩人応援歌」
「orbital period」の頃にはすっかり丸くなったのかと思っていたのに、
こういう曲を出してくるところが好きだなぁと改めて思う。
イントロは拍が全然分からない。
「ハンマーソングと痛みの塔」
珍しくフェイザーなんか使ったりしているのも面白いし、
何より、全体通してベースのフレーズが歌いっぱなしで、
それでいて歌の邪魔をしない絶妙具合が良い。
ドラムのアレンジも、最後の「だるま落とし」の部分を思わせるリズムで曲にハマっていて好き。
「ゼロ」
FFの曲になるということで、相当気合が入ったのではないかと思わせる。
この曲は単純にサビの歌い方の感情の入り方が好き。
帰ってくるところ
最近では、邦楽よりも洋楽を聴く方が多いけれど、
アジカンと同じく、新作が出れば借りてくるし、
ふとした時に聴きたくなる。
きっと、ずっと帰ってくるところになると思う。
それでは、今回はこの辺りで。
また、次回お会いできることを願って。