「テレキャスターのメンテナンス ～ピックアップ調達～」

どうもTenohilamp(@Tenohilamp)です。

 

もう1ヶ月前の話ですが、テレキャスターをメンテナンスに出してきました。

色々やってみたのですが、まずはピックアップについてです。

 

ガッタガタでした

今回メンテに出したのは、

Fender USA FSR American Vintage 60s Telecaster LPB

という日本限定のギター。

 

当時やっていたバンドでメインとして使えて、

バインディングの無いテレキャスターを探していた時に出会いました。

 

購入時点でセンターが使えるように改造していますが、

他は特に何も変更しないまま5年くらい使って、

バンドが一時休止した頃からしばらく手に取ることが少なくなっていました。

 

最近になって弾いてみると、良い感じにカラッとした音になっていて、

また使っていきたくなったのですが、結構ガタが来ていたので、

思い切ってメンテに出してみることにしました。

 

特に酷かったのは以下の点でした。

• ボリュームやトーンにガリが出る
• オクターブチューニングが合わない(何なら2Fで既にずれる)
• 中低域が出過ぎるので使いにくい

 

全部まとめてどうにかすることにしました。

 

■ピックアップ

まずは思い切ってピックアップ交換してみることに。

 

色々探して選んだのは、Don Mare PickupsのHayride Set。

 

国内には流通していないので、

直接HPからPaypalで購入してみようとしたのですが、

どうも処理されないので、よくよくHPを見てみると、

このような記述が。

 

‘So sorry but I do not ship to, JAPAN, MEXICO, CHINA,SOUTH AMERICA, SOUTH KOREA, THIALAND, PHILLIPINES,AFRICA, RUSSIA.

and few others, email here before buying with PAYPAL please.‘

 

どうも日本には直接販売していないとのこと。

念のため、Google先生に頼りきりながら英語メールでも問合せしてみたところ、

Don Mare氏から直接返信がありました。

 

内容を要約すると、

メールのやり取りが途中で途絶えることが多く、

個人経営の中では時間の浪費が多かったために、日本への直販は止めている。

誰かにアメリカで購入して、日本へ送ってもらうのはOK

とのこと。

 

マジかよ、先人達ふざけんなよと思いながら、

アメリカに友達なんかいないしなぁと諦めようとしたところ、

氏から輸入代行の存在を教えられました。

 

■輸入代行

輸入代行というのは、その名の通り、

個人に代わって現地で買い物をして、日本へ送ってくれるサービスのこと。

 

大して数を調べた訳ではありませんが、

今回は、Gooppingという個人輸入代行&転送サービスを利用しました。

 

購入してもらいたい商品をお伝えすると、

担当者の方が代理で購入、アメリカの倉庫へ納入された後、

日本へ輸送してもらうという流れでした。

 

やり取りは日本語で大丈夫でしたし、

依頼してから対応してもらうまでのリードタイムは長くなく。

ピックアップ製作にかかる時間以外(約10週間)は、

ほぼ即時対応という感じでした。

費用としては、本体代金の他は代行手数料と輸送時の関税くらい。

3ヶ月もかからなかったのではないかと思います。

 

 

無事にピックアップを手に入れましたが、まだ準備は続きます。

 

それでは、長くなりそうなので、今回はこの辺りで。

また、次回お会いできることを願って。