楽器演奏・音楽を思う存分楽しみたくて悪あがきするサマ

「音楽を楽しむための悪あがきを始めよう」

2017/05/14
 
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人生悪あがき中

こちらから発信するのはこれが初めてになるけれど、そのうち誰かに届くかしら。

とりあえずはきっと誰にも届いていないだろうけど、

誰だよ お前はというツッコミがあれば、良い方かな。

まぁ、1回目は少し自分の話でもしてみよう。

 

音楽に踏み込んだ

地元の小学校を特に深く考えもしないままボケらと平和につつがなく卒業し、

中高は小学校から続けていたという理由だけで始めたサッカーという部活を、

辞める勇気もないままダラダラと続け、

特に興味もない学業で灰色に塗りつぶし、

そして、大学で初めて心から自分でやりたいと願って始めたことが音楽だった。

 

最初は歌が歌いたくて、

だったらエレキギターも弾きながらが良いという

謎の発想でエレキギターも始めた。

きっとMr.Childrenが好きだったからとかそんな理由だと思う。

 

しかし、私は臆病なので、入学から半年も経過してから軽音楽部に入部した。

既に出来上がった空気の中、最初はおっかなびっくりだったけれど、

それまで出会ったことの無いような気の良い人たちばかりだったおかげで、

音楽を心から楽しむことが出来た。

 

それはそれは夢のような時間だった。

 

思えば幼稚園の時分、一時通った音楽教室で合奏の楽しさに触れ、

小学校での合奏会で色々な楽器が一度に演奏される、

その中に自分も加わって曲を演奏する楽しさに触れ、

合唱会では集団でハーモニーを奏でる楽しさを既に知っていた。

 

それを自分の意思で踏み込んだ場所で得られたことが何よりも嬉しかったのかもしれない。

だから、その夢のような時間を失いたくなくて、社会人になる直前から抵抗を始めた。

 

■オリジナルバンドを始める

ありがちだが、オリジナルバンドを始めた。

メンバーは同じ軽音楽部のメンバーで、彼らと卒業前に音源制作をすることになった。

というか、そういう風に持っていった。

卒業ギリギリまで作業を行い、完成した時、

メンバーの皆は記念になれば良いくらいの気持ちだったかもしれないが、

私は続けて行く気満々だった。

手前味噌だが、良いバンドだと手応えを感じていたし。

まったくもって謎の自信だが。

 

当然ながら社会人になった後は、それぞれの生活スタイルが異なる上、

元々モチベ―ションに差もあるので、徐々に活動も不定期になり、

そして、活動を休止する。

 

■弾き語りを始める

普通ならば、やる気のあるメンバーを募って別のバンドを始めれば良い

という話になりそうなものだが、私も仕事の都合上、いつ、

別の土地へ行かねばならないかが分からないシステム屋という身だったため、

とても踏み出せず、とりえず弾き語りを始めることにした。

但し、一人ではなく、軽音楽分時代の後輩と二人で。

 

これも私の臆病なところと誰かと合奏がしたいという欲求の結果かもしれない。

 

いくつかの曲を作り、大学時代によく利用していたものとは、

別の土地のライブハウスで演奏し、

各地から集まってくる色々な人の演奏を聞いた。

 

とても刺激的ではあったけれど、やはり自分の活動形態には不満があったので、

大学時代の友人を頼り、バンド形式としての音源を制作した。

可能であれば、その後も同じメンバーで続けていければ良いと願っていた。

 

しかし、制作が一段落した直後、

友人たちはそれぞれの道へ進むため、バンドは解散となった。

 

■生きたまま死んでしまった

それでもまだ諦められない私は、

もう一度別のメンバーを集め、バンド活動を始めた。

今度もまた大学時代の友人たちを頼って。

そして、当然のように上手くいかなかった。

この失敗は一番堪えた。

 

バンドがしたいだけなのに、何がいけないのか。

世の中にはバンドなど吐き捨てるほどいるのに、

ただ組み続けることだけで何故こんなに大変なのか。

 

落ち込んだ後、考えました。

 

いえまぁ、本当のことを言うと、

考えなくても最初から分かっていることだったけれども。

 

いつ、どの地方へ行くことになるか分からない自分の仕事に縛られて、

本当にモチベーションのあるメンバーを募ってバンドを組むことが出来ていない。

 

臆病な私が踏み出すことをためらっている間に時間ばかりが過ぎ、

自分のわがままに大切な友人たちの時間を使わせてしまっていた。

付き合わされる方からしたら迷惑以外の何ものでもない。

 

停滞は、進みもしないが、ぬるま湯のように安定だけはもたらしてくれる。

そして、踏み出せないまま心だけが死んでいき、31歳を迎えた。

 

それでも体が生きているうちは、消えてなくなることも叶わない。

本当、寝たら醒めなければいいのなんて、

いつから考えているか分からんけれど、

まだ動き続けていかねばなりません。

 

ただ、食事をして、仕事をして、眠るだけでも良いかもしれない。

 

しかし、やはり、音楽を、合奏を、ハーモニーを、忘れることができないようなので

 

悪あがきを始めよう

今更何ができるのか。

まだ分からないが、本当に朽ち果てるまでに出来る限りのことはしたいと思っている。

このブログは、そのための原動力として始めることにした。

言ったことは実行せねばならない。

 

最高に愚かで楽しい悪あがきだったと後から笑えれば良いと、今は考えているけれど、

どのような顛末を辿るのか、興味があれば見届けて頂ければ幸いです。

 

 

では、今回はこの辺で。

次回もお会いできることを願って。

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